このたび弊社では、新たに分析機器として「LC-MS/MS(液体クロマトグラフ質量分析計)」を導入致しました。
2026年4月より、水道水の分析において有機フッ素化合物であるPFOS・PFOAの測定が必須となります。当分析所は、ISO9000相当のシステム運用が求められる水道登録水質検査機関であり、このシステムにおいては全ての水道水質基準項目を分析可能な設備を自社で保有する事が規定されています。
今回導入したLC-MS/MSを用いる手法は、水道法に規定される唯一のPFOS・PFPA分析方法となる見込みです。当社では引き続き水道検査サービスを広く道内に提供すべくLC-MS/MSを導入して体制強化を図りました。
また、将来的にはLC-MS/MSを利用可能な種々の環境物質に対する分析データの提供も視野に入れております。
今後も、より高精度かつ信頼性の高い分析サービスを提供できるよう、設備・技術の充実に努めてまいります。