処理施設能力
種類 | 数量 | 設置場所 | 処理能力 | 処理方法の概要 | 構造の概要 | 設備の概要 | |
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廃棄物の種類 | 処理方法 | ||||||
汚泥・廃酸(牛乳に限る) | 脱水 | 3台 | 札幌市東区中沼町45番地23 | 143㎡/日 | 高含水率の無機性汚泥を受入沈澱槽に投入する。静置分離後、上部液は薬注後フィルタープレスで脱水する。沈降分離した汚泥及び脱水汚泥は最終処分場に搬出する。 |
機能: 圧搾型フィルタープレス式 材質: 本体・・・鋼鉄製 ろ過板・・・樹脂 枚数:66枚 大きさ: 4mW×11.4mL×4.3mH 容量:3.496㎥/回・台 上屋:鉄骨造 |
主要設備 ・振動スクリーン ・ゴミ取りトロンメル ・インテークタンク2台 ・フィルタープレス2台 ・非常用砂ろ過装置 |
9㎡/日 | 有機汚泥及び廃牛乳をpH調整し、凝集剤を薬注後、スクリュープレスで脱水する。ろ液は活性汚泥法により生物処理し、公共下水道へ排水する。処理残渣は堆肥化のため搬出する。 |
機能: スクリュープレス式 材質: 本体・・・鋼鉄製 大きさ: 4.0mW×6.0mL×2.9mH |
主要設備 ・スクリュープレス ・凝集反応装置 ・薬品溶解装置 |
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汚泥、廃酸(牛乳に限る) (主に有機汚泥) |
乾燥 | 2基 | 札幌市東区中沼町45番地23 | 80㎥/日 | 浸出水・有機汚泥及び有機廃水を蒸気乾燥装置で水分を蒸発させ、残った乾燥汚泥を最終処分場に搬出する。 |
機能:縦型蒸気間接式乾燥機 材質:ステンレス鋼製 大きさ:2.45mφ×5.164mH 能力:1,700kg/時・台 上屋:鉄骨造 |
主要設備 ・ボイラー ・縦型蒸気間接式乾燥機 ・燃焼式脱臭装置 |
汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ | 油水分離 | 2基 | 札幌市東区中沼町45番地23 | 40㎥/日 | 廃エンジンオイル等を縦型円筒タンクで静置分離後、ストレーナーによって濾過処理し、再生油を製造する。 |
機能:廃油の静置分離濾過設備 材質:鋼鉄製 大きさ:10mW×17mL×10mH |
主要設備 ・貯蔵タンク ・ストレーナー ・移送ポンプ |
8㎥/日 | 残さとして分離させた油分と汚泥が発生するが油分は吸着マットに吸着させて焼却し汚泥は無機処理施設で処理する。廃酸・廃アルカリは油水分離処理と同時に無機汚泥処理施設内の中和設備に移送し処理する。 |
機能:多段型比重差分離方式 材質:鋼鉄製 大きさ: 1.22mW×3.49mL×1.27mH |
主要設備 ・油水分離槽 ・計量槽 |
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廃油、廃アルカリ | 中和 | 2槽 | 札幌市東区中沼町45番地23 | 300㎥/日 | 廃酸は苛性ソーダ溶液で、廃アルカリは硫酸溶液で中和して無機施設の受入沈澱槽に投入します。 |
材質:コンクリート製 大きさ: (3mW×4mL×4mD)×2槽 |
主要設備 ・受入沈澱槽に搬送するポンプ ・アルカリ性薬剤タンク ・酸性薬剤タンク |
金属くず、廃プラスチック類、がれき類、紙くず、木くず、繊維くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず | 選別 | 1台 | 札幌市東区中沼町45番地23 | 5t/日 | 人力による手選別及びホイール脱着機による選別 | 材質:鋼鉄製 | |
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、金属くず | 破砕 | 1台 | 札幌市東区中沼町45番地23 | 1.904t/日 | 人力により蛍光管を1本ずつ投入し破砕する。 | 材質:鋼鉄製 |
主要設備 ・破砕した蛍光管をドラムに受けて保管する |
汚泥 | コンクリート 固化 |
1基 | 札幌市東区中沼町45番地23 | 272㎥/日 | 無機処理施設で中間処理された汚泥を混合機(オディクリーン)上部へ投入しバークラッシャーにより汚泥塊を解砕し粒状を整え下部の泥土貯留部へ送られます。汚泥貯留部では回転テーブルにより汚泥を攪拌しながら生石灰を加え含水比調整を行い一定量ずつ下部の拡散混合室に供給します。 拡散混合室は、上下2室設けられており、上段では回転テーブルの逆方向に向かってチョッパーにより汚泥をせん断しながら跳ね返し、空気圧送により供給されてくるセメントと混合させます。 さらに下段では、早強剤を加えながらチョッパーでせん断を行い汚泥を5~10mm程度に粒状化し排出します。 粒状化させた汚泥は、ベルトコンベアにて2連式混練機におくられます。 混練機は、上下段の部屋で構成されており、満遍なく練りあげるように滞留時間を長めに取ってあります。 混練された汚泥は、スクリュー式加圧成形機に投入され、圧力を約200Kgf/㎠加えて直径150mmの円筒状製品を連続的に押しだす。 形成された製品は、2~3日養成した後販売先に搬出します。 |
機能:セメント安定処理工法 材質:鋼鉄製 能力:34㎥/時間 上屋:鉄骨造 |
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ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(廃石膏ボード) | 破砕 | 1台 | 札幌市東区中沼町45番地57 | 45t/日 | 原料置場で保管された原料は、重機にて受入ホッパーに投入され、手選別コンベヤで異物(金属ほか)の除去を行い、その後第一磁選機、第二磁選機にて再び金属除去後、破砕機(BIGターボ)にて中間処理を行い、分離紙と石膏粉に分別される。分離紙は分離機にて紙と紙粉に細分される。石膏粉はパウダーマシンにて選別され、3㎜アンダーは二水石膏サイロへ圧送される。3㎜オーバーは振動ふるい機にて再度選別し、分離紙ライン搬送と、一部は残渣として処理される。また、3㎜アンダー製品は二水石膏サイロに入る前に三方弁を設置して、二水石膏製品として出荷を行う。 |
破砕機(BIGターボ) 材質:鋼鉄製 能力:5t/時間 5t/時間×9時間=45t/日 上屋:鉄骨造 |
主要設備 ・受入ホッパー ・手選別ライン ・磁選機2台 ・振動シュート ・紙搬送機 ・粉搬送機 ・パウダーマシン ・振動ふるい機 |
ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず(廃石膏ボード) | 焼成 | 1基 | 札幌市東区中沼町45番地57 | 36t/日 | 二水石膏粉は、ロータリーキルンにて焼成される。この時、水分蒸発により無水石膏粉となる。焼成の熱源は、オイルタンクから燃焼ファン、アトマイズブロアを使用してロータリーキルンへ供給する。排気対策としてガス冷却塔と1号バグ集塵機を通過させ大気へ放出する。無水石膏粉は冷却キルンを通過し製品温度を下げ、粒度調整工程で微粉砕され、無水製品サイロへ貯留される。 |
焼成キルン 材質:鋼鉄製 大きさ:φ1,400×11,500L 能力:1.5t/時間 1.5t/時間×24時間=36t/日 上屋:鉄骨造 |
主要設備 ・二水石膏サイロ70㎥ ・投入コンベヤ ・オイルタンク、燃焼ファン、アトマイズブロア ・ガス冷却塔、バグ集塵機 ・冷却キルン ・振動フルイ機 ・粉砕機 ・無水製品サイロ120㎥ |
燃え殻、汚泥、廃油、廃酸、廃アルカリ、廃プラスチツク類、紙くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、動物系固形不要物、ゴムくず、金属くず、動物のふん尿、動物の死体 | 焼却 | 1基 | 札幌市東区中沼町45番地57 |
産業廃棄物の焼却 38.4t/日 (24時間) |
可動式ストーカーを採用。炉本体の外に固定床炉(雑缶処理炉)を設置。廃棄物の性状に合わせ固形物投入機の他に複数の投入方法を設置。燃焼室、二次燃焼室、急速減温塔、バグフィルタ、煤じん回収、排ガスの一連の流れで、確実な処理と適正な環境保全が可能。 |
炉本体: 鋼鉄製 多段ストーカー燃焼方式 (耐火煉瓦及び鋼製水冷壁) 煙突:鋼鉄製 基礎:鉄筋コンクリート製 大きさ:炉本体 1,800W×5,431L×11,414H 能力:1.6t/時間 1.6t/h×24時間=38.4t/日 上屋: 鉄骨造 地上2階 |
主要設備 ・焼却炉本体 ・再燃焼室 ・減温塔 ・バグフィルタ ・誘引ファン ・煙突 ・固定床炉 ・ドラム缶投入装置 ・バイナリー発電装置 ・非常用発電機 ・操作制御盤 ・天井クレーン |
廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず | 破砕 | 1台 | 札幌市東区中沼町45番地57 |
焼却処理能力の38.4t/日以内とする。 ・廃プラスチック類34.4t/日(8時間) ・木くず61.6t/日(8時間) ・混合廃棄物 41.6t/日(8時間) |
廃棄物は資源リサイクル施設のプラットホーム内(展開・分別エリア)に荷卸しされた後、焼却前破砕用とリサイクル用に分別して一時保管される。金属類等を分離した後、2軸剪段式破砕機(磁選機付)にて、破砕を行い可能な限り有価物の回収を行う。 |
形式:二軸剪断式破砕機 型式:HKS-15065 材質:鋼鉄製 制御方式:過負荷逆転制御 駆動方式:油圧モーター駆動 能力:7.7t/時間 7.7t/h×8時間=61.6t/日 上屋:鉄骨造 地上2階 |
主要設備 ・破砕機本体 ・現場制御盤 ・破砕機油圧ユニット ・排出コンベヤ ・磁選機 |
混合廃棄物(廃OA機器又はこれに類するものを除く。)に限る。汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ガラスくず、コンクリートくず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものを除く)及び陶磁器くず、ゴムくず、金属くず、がれき類 | 選別 | 1箇所 | 札幌市東区中沼町45番地57 | 廃石膏ボード破砕処理45t/日と焼却処理能力38.4t/日の合計を超えない83.4t/日以内とする。 | 廃棄物は資源リサイクル施設のプラットホーム内(展開・分別エリア)に荷卸しされた後、手選別により有価物やリサイクル可能品(石膏ボード)等及び不燃物に分離し回収する。回収後廃棄物は焼却用とリサイクル用に分け破砕処理を行う。 |
上屋:鉄骨造 床面コンクリート構造 プラットホーム内 |
主要設備 ・人員 ・回転フォーク付ショベル ・ホイールローダ |
- ※当社計量所・・・札幌市東区中沼町45番地23(受け入れ産業廃棄物の質量を計量する)
- ※当社分析所・・・札幌市西区発寒17条14丁目3番35号(受け入れ産業廃棄物の性状の分析をする)