廃石膏ボードリサイクル施設第2エコパーク

札幌市では、現在、年間約1万5千トンもの廃石膏ボードが埋立処分されています。
「廃石膏ボード」については、市内でのリサイクルが可能になったことから、令和3年4月1日(木曜日)より、札幌市山口処理場での受入が停止になります。詳細は以下よりご確認ください。

『この廃石膏ボードがリサイクルに供されることになれば、処分場の延命にとどまらず、循環型社会構築におおいに貢献できる』
これが、私どもが廃石膏ボードリサイクル事業に着手した最大のモチベーションでもあります。
今後解体系廃石膏ボードの排出がピークを迎えることが想定されていますが、私どもは万全の態勢で皆さまのお引き合いをお待ちしております。

廃石膏ボードリサイクル施設
概要
建屋延床面積 1,709㎡
産廃許可 破砕80t/日
焼成 36t/日
保管 90.6㎥
再生製品 二水石膏粉
Ⅱ型無水石膏粉
(半水石膏粉)

廃石膏ボードはリサイクル工場で、2種類の再生石膏粉に生まれかわるんだ。2種類というのは、二水石膏粉とⅡ型無水石膏粉だよ。
それぞれどんなところで再利用されるのか、基本的な計画が決まっているんだよ。

ちきゅうがえる

廃石膏ボードリサイクル施設を動画でご紹介

廃石膏ボードのリサイクル

解体工事等から発生する廃石膏ボードは、従前からリサイクルよりも管理型埋立処分が主流となっています。再度原料化して流通させることで、埋立地の延命化や環境負荷の低減がはかられます。この度、公清企業はこの大きな課題に挑戦します。

廃石膏ボードのリサイクル

今回新設の廃石膏ボードリサイクル施設は、「リサイクル特化施設」なので、通常の産廃処理施設よりは、受入条件が厳しく設定されているんだよ。
でも、リサイクル施設から有害製品が拡散されたら、環境汚染を招くことになり、施設の意味がなくなっちゃうんだよね。

ちきゅうがえる

廃石膏ボード処理委託契約までの流れ

廃石膏ボード処理委託契約までの流れ

詳細はお問い合わせください

株式会社公清企業

廃石膏ボードリサイクル施設(今野)
TEL 011-791-1528
白石営業所(磯部)
TEL 011-887-0953
  • 物件が発生又は予定の場合は上記までご一報ねがいます。
  • 営業より廃石膏ボードの受入条件及び単価等についてご説明させていただきます。
  • リサイクル特化施設につき、一定の受入品質設定にはご理解願います。
  • H24国土交通省「廃石膏ボード現場分別解体マニュアル」に対応した解体系の廃石膏ボード又は、新材(新築系)をお受けいたします。
  • 弊社様式「調査・確認書」は有害物質等を含む廃材の搬入を防ぐための必要な対応ですので、ご協力願います。
  • 既存情報がない場合は、分析が必要となることがあります。
  • 廃石膏ボードは保管状態によっては、「リサイクル不可」になる場合がありますので、湿気等には特にご注意ください。
  • 「リサイクル不可」と判断された廃材は、産廃物として適正に対応願います。
  • 現場確認後に廃材の状態に変化が生じた場合は受入判断が変わることがあります。
  • 荷姿は、フレコン詰もしくは網カゴを原則といたしますので、ご協力願います。
  • 稀に、バラでの受入を容認することがありますが、条件等については別途ご協議願います。
  • 産廃処理委託契約書締結に至った段階で、搬入(受入)予定についてご協議願います。

廃石膏ボード受入基準

分類 品質状態 受入施設
リサイクル適合品
A規格 ◆新築系 廃石膏ボード 異物、付着物が無く、水濡れしていないもの 第2エコパーク
廃石膏ボードリサイクル施設
B規格 ◆解体系 廃石膏ボード
  • 異物、付着物が無く、水濡れしていないもの
  • 有害物質不含チェック済みのもの
リサイクル不適物混合品
上記規格外
  • 解体材で付着物や水濡れ等が無い場合でも、搬入物が有害物質等不含チェック未実施のもの(※国土交通省発行の廃石膏ボード現場分別解体マニュアルに準拠)は、規格外扱いとなります。
  • アスベスト、重金属が含有されているものは受け入れできません。
第2エコパーク
資源リサイクル施設
その他異物混入でリサイクル不適と判断される廃石膏ボード
受入不可
受入不可品
  • ケイカル板、ALC板、スレート等石膏ボード以外のもの
  • アスベスト含有物
  • ヒ素、カドミウム等有害物質含有物
  • 水濡れ品(石膏部分まで浸透したもの)
  • ビニルクロス、岩綿吸音板以外が付着で選別不可品
  • 土砂等ミンチ状のものが混入した選別不可品
  • 多量のモルタル、土壁または岩綿等の付着品
  • 塗料が分厚く塗布されたもの
  • 粉粒状品
  • その他、受入困難と判断されたもの
※受入不可品をお持込みの場合は、返品とさせていただきます。
個別のご相談に応じます
備考
  • ケイカル板:ケイ酸カルシウム板
  • ALC:軽量気泡コンクリート
  • スレート:セメント+繊維質(アスベストの場合あり)
  • 有害物質の分析データの評価については、別途ご相談ください

弊社第2エコパーク「廃石膏ボードリサイクル施設」は、廃石膏ボードに特化したリサイクル施設ですので、リサイクルに供する受入条件を満たすもののみの受入となります。 事前に、弊社営業部等との協議をお願いいたします。ご連絡のないお持込みは受入できかねますので、ご了承ください。